私たちにとって、とても大きな存在だった秋田犬の「うに」が2019年3月7日に天国へ旅立ちました。重度の免疫の病気にかかってしまい、全ての手を尽くしたのですが、あっという間のことでした。

 

お知らせのところに個人的なことを書くのはどうかとも考えたのですが、今まで可愛がってもらっていた沢山の方々へのお礼とご挨拶になればと思い、この文章と写真を載せることにしました。

 

勤務医のころに縁のあった「いくらちゃん」という秋田犬があまりにも可愛くて、欲しそうにしていたのが伝わった飼い主さんから、そこで生まれた子犬を頂いたのがきっかけでした。私たちが開業した2007年2月生まれの、フワフワの子犬との運命的な出会いでした。いくらちゃんにちなんで、「うに」と名付けました。

 

 

子犬の頃は看板犬にしようと、病院の受付につないでいたのですが、ドアを開けて人が入って来ると番犬のように吠えてしまい、いらした方々をびっくりさせてしまいました。

 

 

うにと散歩をしていると、道を歩く人たちや、すれ違う車の中の人たちが皆んな笑顔になって振り返りました。ただそこにいるだけで人を笑顔に出来る、そんな犬でした。私たちが仕事に悪戦苦闘している時、何をする訳でもなく、ただそこにいるだけで支えてくれ、家族やスタッフの成長を見守り続けてくれました。

 

 

 

動物との別れとは、何かを失ったということではなく、今まで動物から与えられた物の大きさに気づかせてくれる大切な出来事なんだと思います。もしかすると出会うこともなく、この広い世界のどこかで暮らし、どこかで一生を終えていたのかも知れません。幸運にも出会うことが出来て、同じ時間を一緒に過ごし、その一生を最後まで見届けさせてもらったことに心から感謝しています。

 

 

動物たちが残してくれた思い出は、いつまでも私たちの心から消えることはないでしょう。だからこそ、この出会いを無駄にしないためにも、私たちは今を大切に生きていかなければならないと思います。

 

今まで可愛がって下さった皆様、ありがとうございました。

 

ありがとう、うーちゃん。